リスニングの練習 ~聞き取れる耳を育てるステップ~

英語のリスニングが苦手…そう感じる方は多いと思います。

原因としては、単語や文法の理解が不十分だったり、英語特有の発音や音の変化に慣れていなかったり。

さらに、英語のスピードやリズムに戸惑ってしまうこともあります。

「英語が聞こえているのに、意味がまったく入ってこない…」そんな経験、ありませんか?

それは、「音が聞こえない」のではなく、「意味が理解できない」ことが原因かもしれません。

知らない単語や文法ばかりでは、どんなに耳に入ってきても内容はつかめません。

まずは「知っている英語」を少しずつ増やすことから。

そこから、聞き取れる耳は自然に育っていきます。

このページでは、大人の学び直しとして、英語の音に慣れ、リスニング力を育てるためのステップをわかりやすく紹介します。

Step1 中学で習う文法と単語を使えるようにする

英語の音を聞き取るには、まず「意味がわかる英語」を増やすことから

知らない単語や英文を聞き取ることはできません。

まずは、中学レベルの単語と文法をしっかり復習して、「知っている英語」を増やすことが大切です。

意味がわかる英文が増えるほど、リスニング力も自然に伸びていきます。

「単語と文法の復習ってどう進めればいいの?」という方は、以下のページで詳しく紹介しています。

リスニング力を育てる土台づくりとして、ぜひ参考にしてみてください。

単語と文法の復習ページへ

Step2 英語の音に慣れるには

精聴について

「読めばわかるのに、聞くと全然わからない…」そんな経験、ありませんか?

それは、英語の音に耳が慣れていないということです。

英語では、

  • 単語同士がつながって聞こえる
  • 一部の音が消えて聞こえる

など、独特の音の変化があります。

まずは、ネイティブが自然な速さで話すやさしい英語を、毎日少しずつ聞いて耳を慣らしていきましょう。

英語の音に慣れるには、「ただ聞き流す」のではなく、しっかり聞き取る練習=精聴(せいちょう)が効果的です。

🎧精聴とは、英語の音声を集中して聞き、すべての単語やフレーズ、構文、音のつながりを正確に理解するリスニング練習法。

最初は難しく感じるかもしれませんが、短い英文から始めれば大丈夫です。耳が少しずつ「英語の音」に慣れていきます。

精聴のメリット

英語の音や構文、語順、意味のギャップを埋めることで、リスニングの基礎が鍛えられます。
聞き流し(多聴)では気づきにくい細かい部分を意識的に聴くため、リスニング初心者には有効な練習方法です。

Step3 1文ずつ聞き取る力をつける

まずは、短い英文を1文ずつしっかり聞き取る練習から始めましょう。

意味がわかる英文を、音とセットで理解することで、リスニングの基礎力がぐんと伸びていきます。

教材の選び方

中学生レベルの英文で構成された、音声付きの教材がおすすめです。

たとえば、

1文ずつ聞き取る練習ができるフレーズ集など

教材の英文を読んで「だいたい意味がわかる」レベルが理想です。

そして、音声はゆっくりではなく「自然な速さ(ナチュラルスピード)」で話されているものを選びましょう。

※紛らわしい発音(rとl, sとthなど)やつながる音、消える音のリスニングに重点を置いた教材もありますが、最初の1冊としては、内容が濃すぎて難易度が高いと思います。少し聞き取りに慣れてきてからの方がおすすめです。

練習のコツ|精聴で耳を鍛える

「ただ聞き流す」のではなく、しっかり聞き取る練習(=精聴)をしましょう。意味と音を結びつける練習です。

  • まずは何も見ずにざっと聞く。
  • スクリプト(英文)を見ながら音声を聞く。
  • 意味を確認しながら、音と単語を結びつける。
  • 聞き取れなかった部分は何度も繰り返す。

いきなり音だけで聞き取ろうとしても、慣れないうちは難しいです。

スクリプトを見ながら音声を聞いて、英語と意味を確認しましょう。
短い英文(1文)からでOKです。

慣れてきたら、

  • ディクテーション(書き取り)

もおすすめです。

英語のリスニングは、スポーツの筋トレと同じ。毎日の積み重ねで、耳が少しずつ変わっていきますよ。

Step4 短い英会話で実践リスニング

英語の音に少しずつ慣れてきたら、次は短い英会話を使って「実践的なリスニング」に挑戦してみましょう。

会話の流れを聞き取ることで、場面ごとの英語表現や反応の仕方も自然に身につきます。

教材の選び方

中学生レベルの英文で構成された会話集で、音声付きの教材がおすすめです。短めの会話から始められるものが良いでしょう。

教材の英文を読んで「だいたい意味がわかる」レベルが理想です。

練習のコツ|精聴で耳を鍛える

会話もしっかり聞き取る練習(=精聴)をしましょう

  • まずは音に集中して何も見ず聞く。
  • もう一度聞いて、1回目で聞き取れなかった部分を聞き取る。
  • スクリプトを見ながら音声を聞く。
  • 意味を確認しながら、音と単語を結びつける。
  • 聞き取れなかった部分は何度も繰り返す。

できるだけ、英文を見ないで聞き取る練習をしてみましょう。聞き取れなかった部分はスクリプトを見ながら何度も繰り返し聞きます。

Step5|おすすめ教材

リスニング力を伸ばしたい方におすすめなのが、スタディサプリENGLISHの「新日常英会話コース」です。 有料のアプリですが、英会話の練習だけでなく、リスニング教材としても優秀です。

このアプリのおすすめポイント

  • リアルな日常会話:ネイティブが使う自然な表現や言い回しが学べます。
  • ドラマ仕立てのストーリー:物語形式のレッスンで、飽きずに続けられます。
  • スキマ時間に学べる:通勤中や休憩時間など、いつでもどこでも学習可能。
  • ディクテーション機能:聞き取った英語をタイピングする練習で、耳と記憶を鍛えられます。

効果的なリスニングの進め方

  • 毎日少しずつ:1日5~10分でもOK。継続が力になります。
  • 繰り返し聞く:最初は字幕ありで、慣れてきたら字幕なしに挑戦。
  • 覚えた表現は使ってみる:アウトプットすることで、記憶にしっかり定着します。

利用料金や詳しい仕様については、公式サイトでご確認ください。

【公式】スタディサプリENGLISH 新日常英会話
https://eigosapuri.jp/conversation/daily/

コーヒーのアイコン最後に

私自身も、ナチュラルスピードの英語に慣れるまで本当に苦労しました。

たとえば、"I'll be with you in a second." という短い英文でも、"will" や "with you" がつながって聞こえると、まったく聞き取れませんでした。

でも、繰り返し聞いて音に慣れていくうちに、少しずつ聞こえるようになってきたんです。

リスニング力は、練習の積み重ねで確実に伸びます。

最初は根気が必要ですが、「聞こえるようになった!」という実感が、次のステップへの原動力になります。

焦らず、でもあきらめずに、耳を育てていきましょう。

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